映画「かぐや姫の物語」を視聴して。運命に抗え

こんにちは、ベルです。

今更なんですが
ジブリ映画「かぐや姫の物語」を視聴しました。

 

公開された2013年のころは、
竹取物語のストーリーはもう知ってるから、
見てもつまんねぇーだろうな、と思ってました。

当時の自分をぶんなぐってやりたいですね。

改めてしっかり見ると、
ものすごく心が揺さぶられ、
めちゃくちゃ考えさせられました。

 

なので読者さんにも響く内容になるかなと。
映画の見どころと、
後悔しない人生にするための教訓を書いていきます。

「かぐや姫の物語」の物語要約

竹取物語のリメイクである
「かぐや姫の物語」をざっくり要約すると、、

①竹の中から生まれ、すぐに成長するかぐや姫。
【生を肯定する】

②政界のドンたちの求婚をバサバサ断り、
最高権力者である帝からの求婚も断る。
【生を否定する】

③満月の夜に
「喜びも、悲しみも、この地に生きるものはみんな彩りに満ちてる。」と言い残して
迎えにきた月の使者とともに月に帰ってしまう。
【否定した生をさらに肯定】

 

この3部構成になっており、
かぐや姫の心情の大枠さえ押さえておくと、
めちゃくちゃ面白く見れます。

心情の変化には
それぞれ印象的な出来事があります。

 

で、この映画は
高畑監督のアニメなだけあって、
本物へのこだわりが凄いのです。

本来、映画監督は面白さを伝えるべきなのですが、
高畑アニメは本物であることを重視しまくっており、
知識がないとスルーしてしまう面白いポイントがたくさんあります。

 

例えば月の住人であるかぐや姫は
特別な力を持ってるんですよね。

・村までの距離を素足で全力疾走して、しかも4つ足で走り切る
・男を惚れさせる力(よく見ると蝶が舞ってる)
・透明人間になる力
・空を飛ぶ力

 

対して月にも超常的な力があります。

・転生させる
・竹に送金
・竹に仕送り
・時間を巻き戻す(雪の上から都に戻される)

 

ほかにも、これは現実的な話になりますが、
かぐや姫が弾いてる琴は今ではもう作られてない
「キン」という琴を描いてます。

キンは普通の琴とは音が違うらしく、
収録時にはタオルを下にひいて音を反響しないようにするほど
本物を突き詰めてました。

こだわりが凄い(笑)

 

そして絵も味があります。

かぐや姫の心の変化が分かるように
まるで絵本が動いたかのような作画になってます。

かぐや姫の物語

惹きこまれます。

 

映画は2013年に公開されましたが、
もっと本物のこだわりを追求してたら
2020年完成予定だったようです(笑)

でも映画といえど
ビジネスなので7年早く公開されました。

7年も前倒しにするって凄すぎじゃないですか?

 

僕もオリジナル教材を1週間くらいで作りますが、
3日早めるだけで結構キツイです。

このように本物への追及が凄すぎて
カルピスの原液のような映画になっており、
ちゃんとした解説をみて内容を把握しておかないと
面白さが伝わらないんですよね。

ジブリが伝えたい「竹取物語」とは?

かぐや姫の物語は
カルピスの原液のように濃い作品となっており、
人によっていろいろ解釈があります。

 

たとえば
「この作品は女性問題を扱ってる!」
というもの。

確かにそういう見方もできるけど、
違う見方をしたらさらに楽しめます。

 

ジブリ全体に共通して言えるのですが、
ジブリは”生”を描いてるんですよね。

たとえば「千と千尋の神隠し」では、
ナヨナヨしてた千尋の圧倒的な成長をみて
自立して強く生きよう!
という映像から飛びでてくるメッセージがあります。

「風の谷のナウシカ」も似たメッセージ性があり、
”強く生きねば”と思わせてくれます。

ちなみに僕はナウシカが一番好きです。
映画には続きがあり、漫画で最後まで読むと
深い世界観と、ナウシカの強さを見れます。

 

で、この「かぐや姫の物語」も同じく、
”生”の一面である絶望を教えてくれるし、
その反対の強く生きねば!!っていう希望も感じれました。

 

対してディズニーは
幻想を幻想のままずっと抱かせてくれますね。

別にそれでも良いだけど、
なにも学びがないので、
かわいかったなー、という感想しかありません。

 

さて僕がこの作品で響いたのは、

・かぐや姫が運命に抗う
・ここで生きるという覚悟
・本当の罪と罰とは?

ザックリですがこの3つについて書いていきます。

かぐや姫が運命に抗う

高畑アニメが作ったかぐや姫は
月の住人であることはもちろん、
実は父親が月の王という設定です。

幻のオープニングがあるようなのですが、
それはカットされてます。

しかしカットにより
ますます原液レベルに作品が濃くなりました。

 

で、もともと月の住人だったかぐや姫は
「地球にあこがれた」その罪で
「地球に落とされる」という罰をうけます。

これが罪と罰、
という一般的な解釈なのですが、
僕は違うと思ってます。

これについては3つ目で詳しく解説していきますね。

 

地球に落とされるのは、
月の住人にとって罰かもしれませんが、
かぐや姫にとっては夢が叶うことです。

 

だから

旧世界である「月」から、
新世界の「地球」に行く、

という構図になります。

かぐや姫の物語 世界観

新世界で育ててくれた
翁とおばあちゃんは
かぐや姫が幸せになるために全力で行動してます。

なので新世界の地球にきた時点で、
ハッピーエンドを迎えても不思議じゃありません。

 

それにもかかわらず
まるで月に帰ることが運命だとでも言うように
バッドエンドに繋がっていくのです。

 

それもそのはずで、
かぐや姫が運命を受け入れてるんですよね。

たとえば都に行くことになったシーンでは、
流されるまま都にいってしまってます。

かぐや姫の物語 都へ行く

これは子供時代だったので、
自分の意見を押し通せなかったのも
まぁ、仕方ないといえば仕方ないかもしれません。

知識がなく、井の中の蛙なので
親の言うことに反論したくても出来ない時期です。

 

けど、自分で決断できるタイミングが
成長するにつれて沢山でてくるんですよ!

たとえば桜のシーンがあるのですが、
冬から春になり、高貴の姫君から解放されたのだと喜んでます。

かぐや姫の物語 桜

だけど、住民(?)の子どもと
ぶつかった途端に土下座されて平謝りされてしまいました。

かぐや姫の物語 桜

もう高貴の姫君から解放されることはなく、
昔のようには戻れない・・・

かぐや姫はこの時点で
運命を受け入れてしまったのです。

 

待ち望んだ春だったのですが、
桜を楽しむことをやめて、
寂しそうな背中で都に戻ります。

かぐや姫の物語 桜

ここ大事なシーンです。
運命を切り開くことをやめた結果、
バッドエンドへと加速したのです。

 

で、帰り道に偶然にも
すて丸兄ちゃんに再開できたのですが、
声をかけることもできません。

かぐや姫の物語 すて丸

この時、すでに自分の運命を受け入れてしまってるのが見て取れます。

 

僕は常々考えてるのですが、
運命とは、自分で切り開くものです。

大学中退したときもそうだし、
起業したときもそうだし、
オーストラリアに暮らしてビジネスする(今後の予定)なのもそうです。

 

ひかれてるレールを歩くだけじゃ
どう考えても、失敗します。

というか後から絶対に後悔します。

 

とはいえ僕自身、
周りのみんなと歩調を合わせて大学に入ったし、
就職する気まんまんでした。

就職の他に選択肢あるの?
サラリーマンになるのが当たり前でしょ!?という感覚でした。

 

だけどそれじゃ、これからの時代、
自分の運命を切り開くことはできないと確信したのです。

僕は自分で会社を経営してるから肌で実感しますが、
流されるままに生きてると
マジでやばいのですよ。

大手企業でさえ早期退職を勧めてるし、
残業するな、給料が足りなければ副業してくれ、と言ってます。

 

とりあえず、レールの上を歩くだけじゃ
安定からは程遠いなと思ってます。

それが大学中退してから2年で200万稼ぎ、
自動で300万稼げるようになった人間からの意見です。

ネットを使ってビジネスをしてるから
たった1人でも大企業の幹部と同じくらい
利益を生み出してしまいます。

 

とにかく言いたいことは、
運命なんてちょっとしたことで抗えるってことです。

 

で、話を戻して
もちろんかぐや姫も
自分の運命に抵抗していました。

かぐや姫の物語 貴族

政界のドンたちに
無理難題をふっかけて求婚を断ってます。

まさに運命なんてちょっとしたことで抗えるのです。

 

しかしかぐや姫にとって最大の失敗は
運命にあらがっていたけど、
桜の木のシーンで自分の運命を受け入れてしまい、
すて丸兄ちゃんに声をかけれなかったことでしょうか。

ここで生きるという覚悟

で、僕が思うに、
かぐや姫は「ここで生きる」
という覚悟が足りなかったんじゃないかなと。

憧れだった地球にきたのだから、
ここ地球で必死に生きるべきでした。

 

地球にきたばかりのときは
天使のように笑顔だったのに、
地球を去るときは涙であふれてます。

かぐや姫の物語

比較すると切ないですね…。

 

ようするに望んで新世界に踏み入れたのに、
ちょっとした壁で夢を諦めてしまうんですよ。

これは現実でもよく聞く話です。

 

上手くいかないことが2,3続くと、
ムリ、、、やーめた、と諦めてしまう。

最初はだれでも下手なんだから、
上手くいかないのが普通です。

失敗するのが普通なんですよ。

 

軽く僕の話をすると
もともと経営の勉強したことがなかったため、
起業したてのころはセールスしても
たった1人しか売れず挫折を経験しました。

 

この先、食っていけるのだろうか…?
中退したけど大丈夫なのか…?

このように疑心暗鬼にもなったけど、
たとえ怖かろうが、壁が立ちはだかろうが
自分の人生のために一心不乱に学びました。

 

その結果、
twitter見て、Youtube見て
ダラダラ過ごしてた理系の大学生だったけど、
お客さんから感謝されて
達成感を味わうことが出来たのです。

まさにあの瞬間、生まれ変わりました。

だからダラダラしてたときよりも、
確実にいまが楽しいのです。

 

そして壁を乗り越えるため学び続けたことによって
できることの幅が広がり、
「ここで生きる」という覚悟が決まりました。

 

当時は、毎日なんのために生きてるんだろう?
ずっとそう思ってました。

明日も学校か。。
明日も店長の顔を見ないといけないのか。。。
そんな繰り返しの毎日だからか
やる気が全くありませんでした。

ですが起業して知識をつけたことによって
必死に最後まで立ち向かうことができ、
自分に自信が持てるようになったのです。

本当の罪と罰とは?

「かぐや姫の物語」のキャッチコピーは
「姫の犯した罪と罰」です。

これについて冒頭ですでに書きましたが、
もともと月の住人だったかぐや姫は
「地球にあこがれた」その罪で
「地球に落とされる」という罰を受けます。

話の流れ的には、
罪と罰はもう決まってるも同然なのですが、
個人的に違うところにあるんじゃないかなと感じました。

 

その罪とは、
映画を見るとわかるのですが、
お別れをするときに誰にも「バイバイ」を言えてないんですよね。

・かぐや姫が都に引っ越すときに地元メンバーと会うことができず
・都で偶然すて丸兄ちゃんに再開したときも挨拶できず、

・すて丸兄ちゃんと山の中で3度目の出会いを果たすのに、何も言わずに去っていき、
・クライマックスでは、育ての親であるおじいちゃんとおばあちゃんにも別れの挨拶ができず。

誤解を恐れずに言えば、
行動することを恐れてるだけなのです。

 

やっぱり挨拶は基本なので、
自分から話しかけるだけでも
マインドは強くなっていきます。

もしかしたらかぐや姫は
心の中で伝えてたのかもしれませんが、
言わなければ当然伝わらず、
悲しいかな、時間だけが過ぎていきました。

 

誰でもできる基本的なことだからこそ、
おろそかにしたくないですよね。

最近、8000億の企業を作った創業者メンバーと話しましたが、
僕からgiveできそうなことは何一つなさそうだったので、
とにかく元気な挨拶だけを心掛けました。

意識したのはたったそれだけだったけど、
その後コンサルしてもらえる関係になったし、
一緒にゲームするほど仲良くなれました。

 

そうやって自分にしかできないことが増えていくのです。

人生何が起きるか分からないからワクワクしますよね。

たった10文字くらいでも
相手に伝えれば、人生は大きく変わるのです。

 

昔、毎日ダラダラしてたころは、
月の住人のようにワクワクするようなことも起きず、
無感情に毎日生きてきました。

地球に憧れてるだけでは
なにも起きなかったのです。

 

その点、ネットは良いですよね。

会ったことがない人でも
自分から挨拶すれば、スルーされることも勿論あるけど
そこから繋がることもできます。

 

どんなときも運命を切り開くのは自分自身でした。
知識を得て、経験するごとにワクワクすることが増え、
どんどん強くなっていきます。

ビジネスしてると面白いことが溢れてて、
何度も生まれ直すような日々にまったく飽きません。

 

最近ワクワクしてますか?

ぜひワクワクする毎日を手にして、
自分の運命を切り開いていきましょう。

 

・・・この作品について
もっと伝えたいことがあるのですが、
あとは実際に「かぐや姫の物語」をみて、
肌で感じてもらえればなと!

 

P.S.

権力者たちの求婚をバサバサ斬り捨てたり、
当時の常識であるお歯黒を拒むなど、
常識に染まらず、自分に芯がある
かぐや姫はみていて共感しました。

常識は常識ではないのです。

 

自分の常識に縛られないように、
殻にこもらないようにすることは
とても大事だと改めて実感しますね。

「会社に依存せず自立する」という理念で、プレミアメルマガを限定公開中

僕は21歳のころに作った
英語メディアで月200万円稼いで
国立大学を中退しました。

 

「月収が200万円なんて怪しい」って当然思いますよね。

怪しいでしょうが、メディアを使えば
1日で100万円を稼ぐことさえ
特別なことではないんです。

 

というのも
もともと貧乏な環境で、すぐに挫折する…

こんなクソミソな性格だったからこそ
石橋をたたくように基礎を大事にして、
短い期間だけ努力したのです。

 

やったことと言えば、
基本的なスキルを理解して
シチュエーションごとに正しく使っただけです。

 

すると英語メディアを利用した人からは感謝されるし、
安心して生活するだけのお金も手にして
あっさり人生が豊かになりました。

 

この経験から分かった事は、
生まれは変えられないけど
土台のスキルを固めれば誰だって
会社に依存せず自立できると確信しました。

 

だから基本をふり返って
一人一人の生産性をあげることで
もっと充実した世界になる、と強く信じています。

 

こういった経緯から
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読みやすいようにストーリ形式で
本音だけを書いてます。
もし興味があればサクッと読んでみて下さい。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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